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レーザーの波長について

ULSのレーザー光源は、9.3ミクロン(CO2レーザー)、10.6ミクロン(CO2レーザー)、と1.06ミクロン(ファイバレーザー)の出力波長が利用できます。それぞれの波長に対して、材料は異なった反応を示します。ULSは、さまざまな波長のレーザー光源を提供することで、幅広く多種多様な材料のレーザー加工への適用性と加工性能を大幅に向上させています。

レーザーシステムを検討する前に考えるべき6つの質問

以前に公開した記事「素材の要件を考慮したレーザーシステム構成の選択」では、レーザーシステムの導入に当たって考慮すべき要件として、素材に注目しました。ですが、レーザーシステムの選定やメーカー/プロバイダと話を進める際には、さらに考えるべき要素があります。以下に挙げた6つの質問は、そうした議論の準備に役立ちます。

高速で高精度な動作を実現する非接触型静圧流体ベアリング

ユニバーサルのハイエンド・プラットフォームXLSでは、ビーム伝送モーションシステムにおいて無摩擦ベアリング技術を採用することで、加工エリアにおいて最高に滑らかで高速かつ極めて精度の高い動作を実現しています。特許出願中のこの技術には、加圧ガスをベアリングの接合部として利用する非接触型静圧流体ベアリングが組み込まれており、いくつかの利点があります。

レーザーシステムを選択する時に、モーターの最高速度が重要ではない理由

モーターが到達できる最高速度は、レーザーシステムの性能にほとんど影響を与えません。これは、材料特性やカーブ/コーナーの数といった設計上の要因がレーザー加工速度を制限するためです。このためモーターは、ほとんど定格速度に達することがありません。

ユニバーサル独自のデジタルレーザー加工技術・DLMP®システム

デジタルレーザー加工技術により、どのような素材でもレーザー切断、彫刻、マーキングすることが可能です。ユニバーサル独自のDLMP®(Digital Laser Material Processing)システムにより、生産、研究開発、エンジニアリング、セールス、マーケティング、施設管理など、組織や複数部門にまたがる多彩な用途の可能性がさらに拡がります。

レーザー加工の基礎知識

レーザー加工はレーザーエネルギーを使用して素材の形状や外観を変質させます。このレーザーを使った素材の変質法には多くのメリットがあり、迅速なデザイン変更、機器の再設定なしでの商品製造や、製品の品質向上などが挙げられます。また、レーザー加工は数多くの素材に対応できるというメリットもあります。